【犬編】第6回:爪切り
爪切りの効用
効用
- 正常な歩行ができるように
- 伸びた爪で犬自身が怪我をしないように
- 家族が怪我をしないように
- フローリング、家具などが傷つかないように
長く伸びた爪ではうまく歩けません。どこかにひっかけて爪を破損することがあります。肉球に食い込んでしまうこともあります。
また、爪が伸びていると、家族にじゃれついたときに家族が怪我をすることもありますし、フローリング、家具などの傷つきもひどくなります。そのため定期的な爪切りが必要です。
大型犬、室外犬、散歩・遊びなど外でよく運動する犬では、爪が自然と削れますのでそれほど深く切る必要はありません。
しかし、室内飼育の小型犬などではきちんとした爪切りが必要です。慣れた方は自身で爪切りができますが、慣れていない方は動物病院にお願いするのが無難です。
爪切りのコツ
爪切りの道具
道具の名称 | 用途と注意 | |
---|---|---|
犬用爪切り | さまざまなタイプ(ニッパ型、ギロチン型など)があります | |
やすり | 面取りなど仕上げに使います | |
止血剤 | 深爪で出血したときに使います (ガーゼ、脱脂綿も準備) ※止血剤は市販品もありますが、動物病院に相談するのが安心です。 |
爪切りへの慣らし方
子犬の頃から爪切りに慣らしておきます。
慣らし方のポイント
- しつけの一環(爪を切っている間は静かにする=服従訓練)にします
- 褒めることで「爪切りは楽しいこと」と思わせます
- なるべく短時間で終わらせます
爪切りのポイント
注意点
- 犬が嫌がったら無理にやらないこと
- まずは1本からでも
- 爪切りは短時間で
- 出血してもあわてない
- 無理なら動物病院に依頼