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2023.06.07
プレスリリース

MabGenesis株式会社とイヌ用新規モノクローナル抗体医薬品に関する共同研究契約締結のお知らせ

共立製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙居 隆章、以下「当社」)とMabGenesis株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:新庄 勝浩、以下「MabGenesis」)は、複数のイヌ用新規モノクローナル抗体医薬品に関する共同研究契約を締結しました。本契約に基づき、両社は独自の抗体創出基盤技術を用いて革新的抗体医薬品の創出を目指します。

MabGenesis株式会社とイヌ用新規モノクローナル抗体医薬品に関する共同研究契約締結のお知らせ
【締結の背景】
当社は、「動物と人の進む道を創る」をミッションに掲げ、革新的技術の導入により、犬・猫の健康と長寿に貢献するとともに、飼い主に安らぎと豊かな生活を提供すべく新しい技術を保有するパートナー企業を探索してきました。一方、MabGenesisは自社の抗体薬技術を、動物用医薬品業界にも展開できるパートナーを探しておりました。
今回、お互いの目指す方向が一致し、イヌ用新規モノクローナル抗体医薬品の共同開発契約を締結するに至りました。

【共立製薬株式会社 取締役副社長 萩原 誠のコメント】
当社は、ペットと飼い主にとってよりよい治療法の1つである抗体医薬品に注目し、人の領域で開発された革新的な抗体薬技術を犬・猫に適用する方法を検討してきました。この度、MabGenesisの保有する技術を使い、イヌ用の抗体医薬品の開発を共同で行うことになりました。良い動物用医薬品を日本のみならず世界へと提供できるよう取り組んでいきたいと考えます。

【MabGenesis株式会社 代表取締役 新庄 勝浩のコメント】
MabGenesisが独自に保有するイヌMOURAライブラリーと抗体取得技術IMPACTの2つの基盤技術と、共立製薬株式会社が有する高い開発力と動物用医薬品業界でのリーダーシップによって、革新的な動物用抗体医薬品が創り出され、世界中の治療を必要とする動物たちへ安全かつ有効な治療薬を届けることができるものと信じております。